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| テクニカル分析(2)反転ポイントの生成理由 |
反転ポイントの続きです。反転ポイントはなぜ生まれるのでしょうか?その理由を考えてみました。 それはトレーダが過去の価格を記憶している為です。沢山の価格を覚える訳にはいきません。特に高値、安値が強い印象となって記憶されます。 過去の高値をT、安値をY、現在はその中間とします。 ポジションを持っていない買いたい気持ちの強いトレーダ(K1)は、過去の安値Lを見て強い後悔の念を覚えています。「ああヤッパリあの安値を付けた時に買っておけばなー」と。「俺の予想通りだ。よし、次にもう一度安値を付けにきたらその時こそ買おう!」と決意します。 ポジションを持っていない売りたい気持ちの強いトレーダ(U1)は、同じように過去の高値を見て強い後悔の念を持っています。「今度こそ高値を付けにきた時こそ売ろう」と待ち構えます。 安値付近で買ってすぐ小幅利喰いしたトレーダ(K2)も後悔しています。「利喰いが早すぎた、高値まで行きそうだ。もう一度安値まで押さないかなー」と。今更買うのは嫌だが、安値でもう一度買いたいと思っています。同じように高値付近で売って、すぐ小幅利喰いしたトレーダ(U2)も後悔しています。 安値付近で買ったポジションを今も持っているトレーダ(YK)は、利喰いの誘惑に耐えじっと我慢しています。 高値付近で売ったポジションを今も持っているトレーダ(TU)も、利喰いの誘惑に耐えじっと我慢しています。 逆に、高値付近で買ったトレーダ(TK)は中々損きり出来ません。「なんであんなに高いところで買ったんだろう」と反省しきりです。買値に戻る事を願うばかりです。 安値付近で売ったトレーダ(YU)も中々損きり出来ません。「なんであんなに安いところで売ったんだろう」と反省しきりです。売値に戻る事を願うばかりです。 ここで価格が下降して安値付近に達したとします。そうすると、(K1),(K2)は「やっとキター」と言って買いに出ます。(YU)は元の売値に戻ったため含み損が無くなりました。気分的には儲かった気持ちで、早速買い戻します。(TU)も我慢できなくて、利喰いに出て買い戻します。この時、(YK)は利喰いに失敗し買値に戻ってしまいまった為損した気分です。何も出来ません。(TK)も中々損きりの決断が出来ません。尚じっと我慢です。 買い勢力が増した為、上昇し始めます。こうして反転ポイント(支持線・サポート)が形成されます。 価格が上昇して、高値付近に達したときも、売り買い逆の理由で反転ポイント(抵抗線・レジスタンス)が形成されます。 反転ポイントはトレーダ個人の持つ「損したくない」という強い感情が群集心理として現れた場所と思われます。
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